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ジェリーフィッシュ

イスラエル映画「ジェリーフィッシュ」を観た。 昨年のカンヌ映画祭で、最優秀新人監督賞を獲ったらしい。

イスラエル映画なので、舞台は当然のことながらイスラエル。3組の、何らかのトラブル抱えた人たちのストーリーが並行して描かれるオムニバス形式の映画になっている。3つのストーリーに繋がりは無い。

ホテルの部屋が災難続きの新婚夫婦と、作家のストーリーと、ヘブライ語が話せない介護ヘルパーと老女の話は、良かったか悪かったかは別にして、話としては納得のいくものだった。良く分からなかったのは、ウェイトレスと海辺に浮き輪をつけて突然現れた幼女のストーリーだ。

ウェイトレスの女性は、父親とその恋人の女性となんとなくうまくいってないらしい。他のストーリーも、わかりあえない人間関係を描いていて、この辺は、「バベル」にも似ているところがあると思った。ネタバレになるので、あまり書かないが、幼女はウェイトレスの少女時代の幻だったのだろうか?そう考えると、ちょっと納得がいく。

ジェリーフィッシュとはくらげのことらしいが、何となくふわふわしているウェイトレスのストーリーが、タイトルとは一番合っていることは間違いない。あと、映像はすごく綺麗だった。

上映の最中に、工事現場のドリルの音が聞こえた。最初は映画の効果音かと思ったが、どうもそうではなく、上階から聞こえてきているらしい。1人、2人、観客が席を立ち、ロビーに出て行った。しばらくして、ドリルの音は止んだ。

上映後、お詫びのアナウンスと、出口で無料招待券をもらった。工事をやっている限り、ドリルの音は避けられないので、工事中は上映できないと思うのだが、これからどうするんだろう...

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