アラビアのロレンス
新宿のテアトルタイムズスクエアで「アラビアのロレンス」を観た。名作のリマスタリングは、これまで何本か観てきたが、特にこの作品は基の映像が奇麗なだけに、その恩恵を享受できる。
前半、後半で3時間半以上ある超大作。しかし、テアトルタイムズスクエアの座席は結構狭いので、お世辞にも快適に鑑賞できたとは言えない。
砂漠での戦闘シーンは大迫力。良く言われることだが、いくらCGの技術が進歩したとは言え実写には勝てないということがこの作品を観ると実感できる。ロード・オブ・ザ・リングの騎馬隊シーンもこの作品には及ばない。
この作品を観るのは今回が初めてで、ほとんど予備知識無しに観たのだが、英雄ものでは決してなく、予想していた以上に、主人公の内面的な葛藤と、不遇な運命に焦点をあてた作品だった。失意のうちにアラビアを去るロレンスの焦点の定まらない眼が忘れられない。
莫大な資金を投入して、カタルシスが無い、このような作品が作られることはこの先無いだろうと思う。
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