ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観た。日曜日の21:15からの最終回だというのに立ち見の出る盛況ぶり。公開1週目の動員数が一位だったので、昼間の回の混雑は避けようと思って、あえて日曜日の最終回にしたのだが、まさかここまでとは…
ストーリーも、テレビ版とは予想以上に違っていて、驚きの展開の連続。映像的にも、前作の「序」は、テレビ版をそのままリファインしたという程度だったが、本作はCGを多様していて、ジャパニメーションの技術の粋を見せつけたというような出来。
ここからネタばれ。ダミープラグに制御を奪われた初号機が、使途に浸食された弐号機を、アスカもろとも食い殺すという残酷なシーンに、あえてミスマッチな「今日の日はさようなら」を流す演出は、園子温の「完全自殺サークル」を思い出してしまった。
映像の進化に目を奪われがちだが、テレビ版との一番の違いは、シンジ、綾波、アスカの友情や、特に綾波のヒトとしての感情の芽生えに、よりスポットを当てたところだと思う。恐らく、アンチエヴァ的な立場の特にアニメ業界の先人たちへの、庵野監督なりの回答だと思う。3作目、4作目は、よりこの傾向が色濃くなっていくと予想される。次作「Q]が待ち遠しい。
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