書籍・雑誌

高城剛著「サバイバル時代の海外旅行術」

サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)本業ではないところですっかり有名になってしまった感のある高城剛氏(どちらかというと沢尻えりか贔屓で、えび天の審査員をやっていたことから高城氏を知っている僕としては納得の感はあるのだが)の最新著作「サバイバル時代の海外旅行術」を読んだ。

個人旅行が趣味の人や、海外出張が多いビジネスマンで、最低限インターネットを使ってホテルや航空券を予約したり、ある程度の英会話ができるという人には本当にお勧めの内容。最初の章で、日本の旅行ガイド本がいかに役に立たないかを解説しているが、うんうんその通りと何度もうなずいてしまった。

ハブ空港を中心に複数の国を格安航空券で旅行する「ハブ&スポーク」や、現地でプリペイドSIMを購入する等、海外の旅行者は常識になっているが、日本人で実践している人はなぜか少ない、世界の常識となっている旅行スタイルがまとめられている。

その他、荷物のパッキング方法やデジタルガジェットのバッテリーの確保の方法等、参考になるアイディアが沢山載っている。次回海外に行く際は、このうちのいくつかを実践してみようと思った。

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1Q84読了

1q84 先週末に「1Q84」を読み終えた。ちびちび読んでいたので、一か月近くかかった。

村上春樹の長編は10年くらい前に「羊をめぐる冒険」を読んだのが初めてで、それからしばらく読んでいなかったが、ここ4年程の間に全部読んだ。短編やエッセイも8割くらいは読んだと思う。でも、長編は全部文庫本で読んだので、単行本を初版で買って読んだのは今回が初めてだ。

多分僕と同じように「カフカ」以降はまっている人も多いから、老若男女を問わず、今これだけベストセラーになっているのだと思う。

で、「1Q84」の感想だが、何となく物足りない感があることは否めない。ラストの天吾が父親に会いに行くくだりも良かったし、青豆のキャラクターも魅力的なのだが、物足りなく感じるのは、過去の作品にくらべると、表現が直接的でわかり易すぎるからかもしれない。

続編があるのではという意見も多いが、特に必要はないと思う。このままでもハッピーエンドと思えるから。

「王様のブランチ」で谷原章介が、村上春樹が好きでずっと読んでいると言ってたが、「ダンス・ダンス・ダンス」を読んだときは、五反田君に自分を投影していたのだろうか?青豆はりょうあたりが適役だと思う。

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1Q84

1q84 村上春樹の新作「1Q84]の1巻、2巻を近所の書店でゲット!amazonでは発売日が29日になっていたので、油断していら本日入荷していた。

1巻の帯には下記のように書かれている。

「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。

パラレルワールド的な話なんだろうか?早く読みたいけど、暇がない…

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NAVI 2008年9月号を読む

NAVI (ナビ) 2008年 09月号 [雑誌]

久々に、「NAVI」を買って読んだ。今月号は、コンパクトカー特集。ちょっと前にWeb CGで、あなたの考えるコンパクトカーはというアンケートをやっていて、僕も投票したのだが、その結果が気になっていたからだ。

コンパクトカーと言っても、考え方は人それぞれで、定義は難しい。僕は、ゴルフくらい(全長4.3m)まで、いわゆるヨーロッパ車のCセグメントまでコンパクトカーと考えているが、アンケート結果では、3.8m以下と答えた人が75%で圧倒的に多かった。

車両重量も、1.3tくらいまでなら十分軽いと思うのだけれど、1t以下と答えた人が約6割。最近では、Bセグメントでも1tを切る車はなかなかない。国産では、デミオくらいだろう。そのあたりの実情を知らずに回答している人が多いのか、それとも理想を回答している人が多いのか?まあ、軽いに越したことは無いのだけれど。

そんなわけで、ちょっとだけ僕が考えるコンパクトカーとはずれがあったかなという感じがする。ディーラーの営業マンの回答も載っていたけれど、プリウスやカローラ等もうひとつ上のクラスまでコンパクトカーと考えているようだった。つまり、5ナンバー枠はコンパクトカーということだ。タクシーの小型車と同じ理屈だ。

僕は家族で乗るにしてもゴルフより大きいクラスの車は道具として考えるなら必要無いと思っているので、コンパクトカーだけあれば十分だ。もう少しパーソナルな乗り物として考えるなら、もうひとクラス下をコンパクトカーとするという考え方にも賛同できる。

そんな解釈はさておき、また車が欲しくなってきた。ガソリン価格の高騰を考えると燃費がいいことが必須条件になるので、今年中に発表されるであろう新型のVW POLOか、スマートのカブリオレあたりかな?国産車なら、トヨタのiQも面白いかもしれない。

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テレピン月日

テレピン月日今日は一日中、雨が降ったり止んだりで、特にやることも無いので、六本木の青山ブックセンターに行った。アート関係の本を暫く立ち読みして、大竹伸朗のエッセイ「テレピン月日」を買って帰る。

青山一丁目までぶらぶら歩いて、タリーズに入って、買ってきた本を読んだ。この本のテーマは芸術とは何かということを、ユーモアを交えながらも、とても真摯に綴っている。この人の絵やイラストは良く見かけるので知っていたが、文章は初めて読んだ。とても面白い。

芸術とは何かと考えるのに、脱獄犯白鳥由栄と、一人で巨大な石の建造物を創ったシュヴァルを取り上げている。彼らに共通するのは、誰の意見でもなく、自らの考えに基づいて、突き進んだとことと、その考えのオリジナリティにあると語っている。優れた芸術とは意識してできるものではなく、いかに自分を信じて進むことができたかというだろう。

僕自身、芸術関係の仕事をしているわけではないが、何かを見つけ出そうとする努力や、強い衝動に駆られて生きると問いかけられているようで、思わず目頭が熱くなってしまった。

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樹影譚

以前読んだ、村上春樹の「若い読者のための短編小説案内」という本の中で、丸谷才一の「樹影譚」という小説が紹介されていた。一度読んでみたいと思っていたのだが、ちょっと古い本なので、本屋で見付からなかった。

昨日、渋谷のBOOK1STでたまたま見つけたので、買ってきて読んでいる。昨年末に、文庫本が増刷になったようだ。確かに、面白い話だ。冒頭で、小説家の主人公が何故、自分は壁に映る樹の影が好きかということを、考察するのだが、自然の存在である樹が影になることによって、不必要な細部が切り落とされ、人工的な様式美ともいえる芸術性が生まれるのではないかと結論付ける。その後のくだりが、

「重大なのはその結果かへって樹の本質が力強く提示されることだ。それは廃墟の石柱や礎石がもとの建築の本質を明らかにするのによく似ている。さう言えば、廃墟もまた、自然と藝術の中間的形態かもしれないけれど。」

この本が発表されたのは1987年で、ちょうど20年前になるが、丸谷才一は既に、現在の廃墟ブームの本質を予見していたのだ。

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Brutus 8/1号(ニッポン観光 2007)を読む

BRUTUS (ブルータス) 2007年 8/1号 [雑誌]今週号のBrutusの特集記事「ニッポン観光 2007」が気になって、久しぶりに買ってみた。昔は、StyleBookとか結構読んでた気がするが、最近はついていけない。買って読むのは映画特集かクルマ特集の号くらい。あとは、巻末の方にある最新の映画・本・美術・演劇等が30個細かい字で紹介されているMIX&MASH&MOREのコーナを本屋で立ち読みする程度。

何故最近ついていけないと感じるのか?斎藤美奈子は「麗しき男性誌」でBrutusの温泉特集を取り上げて、その辺を的確についていた。なんというか、一般人が読むには内容がとびすぎているのだ。Brutusが温泉特集をやるからには、普通に熱海や草津あたりの温泉を取り上げて、こんな料理が出て、一泊いくらでなんて、いなたいことはできない。

その結果どうなるかというと、巻頭ですごくきれいな温泉旅館の写真を見せて、さてここはどこでしょう?と問いかける。答えは、ここはサンタフェです。サンタフェって、行ってみたいと思っても、行けないでしょ。ちなみにサンタフェにある温泉旅館はここです。

前置きが長くなったが、今週号のニッポン観光について。ニッポンと限定されているので、さすがにサンタフェは出てこない。がしかし、いきなり知床6泊7日カヤックの旅。確かに、ニッポンであることは間違いないが...しかもカヤックって...

他には、長崎五島列島教会を巡る旅とか、香川県の人口17人の牛島とか、山口県大津島の1日1組限定の宿とか。ピックアップが普通ではないことは確か。那智の大滝とか三重県人でもなかなか行けない。

ダムとか、製鉄所とか、以前「工場萌え」を紹介したけど、最近はやりの(?)ところは、しっかり押さえている。

奈良とか、全国の和牛のおいしいところとか、宿ツウが選ぶ旅館とか、一般受けしそうなものもあるけど、Brutusの記事としては普通すぎて面白くないと感じてしまう。この辺が、あまりマニアックになりすぎても読者がついてこないし、匙加減が難しいと思う。

まあでも旅好きの著名人達による143冊の本の紹介とかすごい文字数だし、広告も旅の取材と連動した徹底ぶりとか、他ではなかな真似できない。普通の旅行では飽き足らない人は、読んでみて損はないと思う。僕は、Brutusの綺麗な写真を眺めているだけで満足です。

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読書入門

読書入門―人間の器を大きくする名著朝礼の所感ネタで、最近読んだ本のことを話す人は多いと思う。僕も、たまに話すことがある。大体が、ちょっと話題になってるものとか、受け狙いかどちらか。

今、通勤電車とかで、斎藤孝著の「読書入門」という本を読んでるけど、これは、所感ネタに悩んでる人にお勧め。全部で50冊のおすす本の紹介だけど、どれも、読んでみたくなる。選ばれている本は、バラエティに富んでいるので、誰でも、興味のある本が必ず見つかると思う。しかも、面白いところが短くまとめられているので、その本を買って読まなくても、読んだ気で所感で話すこともできると思う。

僕は特に、若くして亡くなった天才棋士、村山聖を描いた「聖の青春」と、美輪明宏の自伝「紫の履歴書」を読んでみたくなった。美輪明宏の本は、表紙が強烈で、本屋で買う勇気がないので、amazonで注文しようかなぁ。

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ブックカバー

 電車に乗っているとき他人が読んでいる本が妙に気になる。別に恥ずかしい本を読んでいるわけじゃないが、他人に自分が読んでいる本が知られるのはちょっと恥ずかしいので、僕はいつもブックカバーをつけている。ブックカバーをつけずに堂々と電車の中で本を読める人がうらやましい。

 先日、会社への通勤電車で座っていたところ、途中の駅で女子高生が乗ってきて僕の前に立った。その女子高生は、最初座りたそうにしていたが、あきらめたのか、カバンを床において、しゃがみこんで、櫛と鏡を取り出して立ち上がり、髪の毛をいじり始めた。

 電車はたいして混んでいなかったので、通路の真ん中での堂々とした態度に、ちょっと周りの乗客の注目を浴びていた。女子高生はそんなこと気にせずに、しばらく髪の毛をいじっていたが、それにも飽きたのか、またしゃがみこんで、今度はカバンから文庫本を取り出して読み始めた。女子高生が読んでいた本は「リング」。いまどきリングって…。

 今日は、いつものように半蔵門駅前の本屋で立ち読みしていたら、店に入ってくるなり、いきなり店員に「石田ゆり子の本ないですか?」と大声でたずねる、ちょっとバイオレンスなおじさんに出くわした。石田ゆり子って…

 家に帰ってから気になってアマゾンで調べてみた。石田ゆり子は内容的には女性向けのエッセイを何冊か出しているようだ。あのおじさんは、きっと電車の中でもブックカバーをつけずに石田ゆり子の本を堂々と読めるんだろうなぁ。僕には真似できない。うらやましい…

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